2014年03月27日

永遠の15分

森美術館のアンディウォーホル展へ行ってきました。

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過去最大の回顧展というだけの充実の内容で、
とくに作品の誕生の場として、また彼らをスターにした伝説的なアトリエのファクトリー再現スペースは、
作品が生まれた空間での鑑賞を擬似体験できる貴重な機会でした。

アルミホイルの異様な壁面に囲まれたファクトリーの中で生まれた作品、
あの鮮やかな色彩は彼の芸風として見慣れているつもりでしたが、
あのスペースで見るとケバさが倍増します。

また初期の商業デザイナー時代の作品として知られる、
インクで描かれた数々のドローイングの実物を初めて見ることが出来ましたが、
こちらは日本画や版画以上にエモーショナルな線で、
のちのポップアート作品との対比が興味深く思われます。

彼の抱えるコンプレックスと優しさが、
後々の色合いの毒々しさに隠されているのを見出してゾッとしました。

作品の好き嫌いはともかくとして、
いつ見ても新しい発見があり、興味深い作家です。



posted by nyaoko at 00:59 | Art & Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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